芸術・アートからSNS写真について考える(村上隆氏「芸術起業論」)

2025年11月4日 8時04分

今、村上隆氏の「芸術起業論」(幻冬舎)という本を読んでいます。まだ途中ですが、あまりに面白いので、読んだ範囲でハッとした箇所を引用したいと思います。

今、村上隆氏の「芸術起業論」(幻冬舎)という本を読んでいます。
まだ途中ですが、あまりに面白いので、読んだ範囲でハッとした箇所を引用したいと思います。

今回は引用がメインです。

写真について、特にSNS写真について考えさせられることが多いです。
最後に少しだけ感想というか、考えたことを記しています。

欧米では芸術にいわゆる日本的な、曖昧な「色がきれい・・・」的な感動は求められていません。
知的な「しかけ」や「ゲーム」を楽しむというのが、芸術に対する基本的な姿勢なのです。
欧米で芸術作品を制作する上での不文律は、「作品を通して世界芸術史での文脈を作ること」です。
歴史に残るのは、革命を起こした作品だけです。 アレンジメントでは生き残ることができません。
黒澤明監督は、年を経るに従って表層的な芸術的手法に集中しはじめました。
レンズがどうとか照明がどうとかいうところに集中力を見せはじめたし、黒澤監督本人としては「完璧」と言えたはずの「赤ひげ」などの作品は文化庁は推薦するだろうけど、後の世界を変えるインパクトはない。
「七人の侍」や「椿三十郎」はある意味サムライ映画に革命を起こした。がゆえにいまだ語り継がれる名作となっているのではないでしょうか。
美術の作品は、「その作品から、歴史が展開するかどうか」で決まります。
ロバート・キャパが撮った「崩れ落ちる兵士」がやらせかどうかはともあれ、その一枚で歴史が変わったのだから、本物でも贋物でも作品そのものは重要なのです。
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